シンプルに分かる住宅購入

住宅購入の際、手続きや諸経費について分からないという話をよく聞きます。大きな買い物なので、事前に知っておきたいことを感覚的にでも分かっていた方がよいでしょう。準備をして落ち着いて商談にのぞみましょう。

購入ポイントとなるローンの事前審査

気に入った物件を探し当てたら、ローンを組む段取りをします。その際、事前審査が購入のポイントになります。ここがクリアーできれば購入への道筋がつきます。

住宅ローン審査で重視される項目

視覚的に分かるように要点だけを抜粋しています。詳細は、『住宅ローン審査が通らない理由と通るための対策を銀行員が解説!』を読んでみて下さい。(参考URL)https://www.danshin-smile.com/pass-housing-loan/ 

諸経費はいくらかかるのか?

 これだけはおさえよう!

中古住宅の諸費用相場はざっくりと住宅価格の8%~10%が目安です。(銀行のローンの条件や火災保険の補償内容、対象不動産が新築か中古かでも変わります。)

 

(例)購入金額4000万円の諸費用計算
具体的な諸費用を計算すると以下のようになります。火災保険料のように条件次第で変動するものがあるため、あくまで参考程度にお考えください。

■契約時の費用
●印紙税(売買契約書):1万円
●仲介手数料 :(4000万円×3%+6万円)×1.10(消費税率)=138万6,000円
■ローン借入時の費用
●印紙税(金銭消費賃借契約書):2万円
●融資事務手数料:6万円
●ローン保証料(金融機関による)4000万円×2.2%=88万円
■抵当権設定登記費用:

●4000万円×0.4%(登録免許税)+5万円(司法書士への報酬)=21万円
■火災保険料

●(補償内容による):30万円
■物件引き渡し時の費用
●所有権移転登記費用:

(土地の固定資産評価額1,600万円×1.5%=24万円)+(建物の固定資産評価額1,200万円×2%=24万円)+6万円(司法書士への報酬)=54万円

計340万6,000円